塗装工事の流れ

 一口に塗装工事といっても、どのような内容の工事が行われるか素人では分かりにくいと思います。今回はその代表的な工程を紹介し、工事が適切に行われているかの判断材料として頂ければ幸甚です。

 

 基本的な工事の流れは以下の通りです。

 足場の設置→屋根・外壁の下地調整、高圧洗浄→養生→屋根・外壁の塗装(下塗り→中塗り→上塗り)→木部・金属部の塗装(下塗り→中塗り→上塗り)→養生撤去→塗り残しチェック→足場撤去→清掃

 

 使用する塗料は屋根・外壁、木部、金属部によって使い分けることになりますが、見積りの段階でどの塗料をどの部分に使用するのかを確認することが大切です。

 

 屋根・外壁の塗装は3度塗りが基本となります。

◆下塗り

 ご希望の色の塗料を塗る前に必ずしておくことがこの下塗りです。専用の下塗り塗料は接着剤の役割を果たし、塗膜を下地基部に強固に密着させます。モルタル外壁の場合、多くのひび割れが発生していますが、ひびが深い場合には事前にコーキングによって埋めておくことが理想的です。

◆中塗り

 塗膜に十分な厚みを持たせるために行います。下塗りとは異なる色の塗料を用い、上塗りの色と合わせることが一般的です。

◆上塗り

 最終的な塗装で、色やつや、塗膜の寿命がこの工程でほぼ決まります。塗料を薄めすぎたりすると

屋根・外壁塗装

 屋根・外壁の塗装は工事費用が安ければ良いというものではありません。お住まいの構造やその地域の環境等によって最適な塗料材料を選択することが大切です。

  

 ◆塗料の種類と耐久年数

アクリル塗料・・・4~7年

現在、材料価格が安く、手軽に使用出来る塗料ですが、耐久性は他の塗料に比較して劣ります。

ウレタン塗料・・・7~10年

現在、最も一般的に使用される塗料です。耐候性もよく、材料価格もお求め安くなりました。

弊社では、クリーンマイルドウレタン(日本ペイント)、コンポウレタン(エスケー化研)を推奨しています。

シリコン塗料・・・10~15年

外壁の塗り替え期間が長く、コストパフォーマンスの優れた材料です。近年、この塗料をご使用になられるお客様が増えてきました。

弊社ではシリコンセラミックUV(日本ペイント)、セラミシリコン(エスケー化研)を推奨しています。

フッ素樹脂塗料・・・15~20年

外壁塗料として、最高級の塗料です。材料価格は高めですが、塗り替え期間を延ばすことができますので、お住まいのトータル維持コストを低減することが可能です。

弊社ではルミフロン(旭硝子)を推奨しています。  

特殊塗料

 ◆屋根用遮熱塗料(日本ペイント 商品名:サーモアイ)

 ・下塗り剤(シーラー、プライマー)及び上塗り塗料に赤外線反射効果を付加。

 ・屋根の表面温度を15~20℃下げることで、室内温度の低下を実感するこ

  とができます。これにより、冷房効率の向上、省エネルギー対策に大きな

  効果を奏します。

 

 ◆外壁用光触媒コーティング塗料

 フッ素樹脂をベースに、光触媒層(酸化チタン、紫外線吸収剤)を配合。

 ・耐候性に優れている。

 ・汚れが付きにくい(酸化チタンの活性酸素効果)。

 ・紫外線を70%カット、外壁の色あせを防ぐ。

 

施工例

 ◆東京都練馬区 I 邸(平成23年8月撮影)

 ◆横浜市(平成28年6月撮影)

 ◆屋根の塗装例

 ◆コンクリート基礎部分の施工例(平成23年9月撮影)